日本で一年間に利用される木材を100本の丸太にたとえると、どうなるでしょう。
日本の森林から19本、残りの81本は外国から輸入しており、実に8割が外国のもの です。 その内訳は、米国から16本、カナダから15本、東南アジアから13本、オーストラリアから 8本、ロシアから7本、ヨーロッパから3本などとなっています。
紙の原料などに42本、住宅の建築や家具などで54本使われています。 紙の原料などで使われるもののうち、日本の森林で生産されたものは5本、残りの37本は 外国から輸入しています。
住宅の建築や家具などに使われるもののうち国産のものは13本、外国産のものは41本です。 もっと簡単に言うと、日本で利用されている木材の半分は紙の材料として、残りの半分は 住宅などの材料として使われています。紙の材料となる木材は、ほとんど外国から輸入して います。住宅などの材料となる木材も。7割は外国から輸入しています。
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